ライターになりたい。

サブカルチャーと真面目な話。

夏に殺される

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毎日毎日、飽きもせずに太陽は照り続けている。エアコンがないと家の中でも熱中症になってしまうのではないかと思う。

平成最後の夏と言いつつも、特に昨年の夏と大きく変わることはなくて、日々を無為に過ごしています。浴衣の彼女とデートに行くイベントや、避暑地にドライブデートすることもなく夏は終わるのでしょう。

自分の人生の主役は自分自身のはずなのに、いつも脇役みたいなそういう気分。こんなに脇役に徹しているなら助演男優賞にノミネートされてもいいと思う。脇役として特に何かしているわけではないけれど、ただ当事者意識が欠けているだけ、と言った方が正しいかな。

春が遠ざかるにつれて、夏が近づくにつれて、SNSに色恋事情が露わにされていく感じが僕は非常に苦手だな、と思う。夏の暑さのせいで心の衣装まで薄着になってしまっているのかな。特段否定はしないけれど、そんな刹那的なものに左右されていたら命がいくつあっても足りないと思ってしまう。誰かに言いたくなってしまう気持ちはわからなくないけれど。

夏と言えばBaseBallBearとかサンボマスターとかそれっぽいバンドはたくさん思い浮かぶけれど、なんとなくamazarashiのイメージが強い。夏を前向きに捉えているのではなく、夏が来ることによって遠い昔のセンチメンタルな感情が呼び起こされる感じ。非常に人間らしさが感じられるところは印象的でものすごく好きだ。

暑さと色恋で毎年夏に殺されそうになっているけれど、平成最後の夏も殺されそうになりながらなんとか生き抜くんだと思う。