ライターになりたい。

サブカルチャーと真面目な話。

NUNNUというツボ。

この前ドトールでアイスココアを飲みながらぼーっとApple Musicの新着を聞き流していたら、ものすごくツボなバンド?ユニット?に出会ってしまった…

NUNNU vo/track maker はるひk 引用:http://nunnu-official.com/biography.html

それが”NUNNU”(ヌンヌと読むみたい)という人達です。三人組で活動していてはるひkさんのほかにお二方でやられているみたい。すごく関係ないけれど、はるひkさんの見た目は全然好きじゃなかった。

Yuya IshiiさんはNUNNUだけでなく、他にもデザインを作成したり、ライブの写真撮ったりしてるみたい。KielzeさんはTwitter見た感じエンジニア色が強そうな感じで、お二人とも「ザ・バンドマン」ではない。楽曲はおそらくはるひkさんが一人で作って、パッケージングその他諸々をお二人がやるっていう感じなのかな?

 楽曲はポップスというジャンルに分けられるのだと思う。幅広い意味でのポップス。すごく歌ものみたいな曲もあれば、いわゆるラップだったり、最近流行りのシティポップみたいな曲もあって聞いていて楽しい!こういう表現はあまり好きではないのだけれど、中田ヤスタカぼくのりりっくのぼうよみの良いところを上手く取り込んだ感じのユニットだ。track maker  はるひkさんが影響を受けてきた音楽が結構色濃く見える。

個人的にNUNNUの好きなところはいろいろなタイプの楽曲があるけれど、それがただ流行りに振られているのではなく、はるひkさんのやりたい音楽なんだろうなと伝わるところ。最近商業的な音楽がすごく多くなっていて、聴いている方からすると、「またこういう曲調か」とか「全部同じに聞こえる」みたいな現象が結構あると思う。NUNNUは楽曲の幅が広く、表現に的確にアプローチする手法を取っているから、いやらしさや飽きがない。それでいて、曲もひとつひとつの完成度が高いからとても好きになってしまった。こんなに良い人いるなら先言っといてやーってそんな感じ。

それに歌詞も一押しポイント。自分みたいに「前向いてどんどん進もうや!!」みたいな歌詞があんまり…っていう人には刺さると思う。歌詞カードなりなんなり見ながら聞いてほしい。

あとアートワークが全部綺麗でこれもまたいい感じ。それぞれの役割がしっかりと棲み分けられていて、全員が全力でやっているんだろうな、と思う。

横揺れ系の音楽が好きな人ならぐっとくると思うので、是非聴いてほしいです。あとTwitterのフォロワーとか全然いなくてちょっとびっくりしました。ライブではどんな感じになるのか気になる。涼しい夏夜にビール片手に聴けたら幸せだろうなぁ。